現在の保険内容を十分理解する
生命保険を見直す際に、ここだけは押さえておきたい、これだけは外せないというポイントについて書いてみたいと思います。
第一に、現在の保険内容を十分に確認するということ。
保険を見直すには、まずこれがもっとも重要になってきます。
本来面倒である見直しを考えるのであれば、現在の保障内容のどこに不満があるのか洗い出します。
その不満点をきっちり把握することが最初の取り組みになります。
例えば、事故保険金が少ないので増やしたい。
逆に多すぎるので、減らして保険料負担を軽くしたいとか。
または、病気療養給付金をもう少し多くしたいなど。
この不満点が見直しポイントとなりますので、正確に把握することが大切です。
解約は最終手段
第二に、解約は最終手段ということです。
生命保険の見直しの際の解約は、最終手段であるということ。
できるだけ現在加入している保険を生かしながら、見直しを検討するのが望ましい。
特に利率の高いバブル崩壊以前の時期に加入している、貯蓄型の終身保険や養老年金保険などの生命保険は、絶対に解約しないほうが賢明です。
バブル以前の利率は、最大で6%もありますので、解約してしまうと不利になります。
現在、生命保険に新規契約すると、予定利率は低いので、5%、6%の予定利率で終身保険、養老保険に加入できている方はとても有利です。
急きょお金が必要になったなど以外は解約せずに持っていましょう。
予定利率の高い保険を持っている方は見直しの際は慎重な確認が必要です。